ツツジ の 基本情報と撮影のコツ
日本に自生し、園芸品種も多く見られるツツジは、古くから日本人に親しまれてきました。
非常に多くの品種があり、見頃は長く続きます。桜と同時期に紫色の花を咲かせるのがミツバツツジです。場所によっては桜とのコラボレーションを楽しめます。
ゴールデンウィーク前後にかけては、園芸品種のツツジが次々と咲きます。寺院に植えられていることが多いので、副題と絡めやすい名所も多いです。
ツツジの花は非常に傷みやすいです。特に雨に濡れると急速に散ってしまうので、見頃を迎えたら、雨に降られる前に訪れたいです。
ツツジの葉は密になるので、あまり光を透過しません。そのため完全な逆光では撮影しにくくなります。その一方で、順光だと、キリシマツツジに代表される真っ赤なツツジが、綺麗に発色します。
ツツジは斜面に植えられることが多い低木です。斜面を正面から写したいときは、斜面の方角に気をつけてみましょう。東西向きの斜面では順光となるような時間帯に訪れ、北向きの斜面では空が面光源となる薄曇りの日を選ぶようにしたいです。