網代弁天山公園

網代弁天山公園の桜は例年3月下旬から4月の上旬、都心の桜が満開になるのと同じ時期に見頃を迎えます。植えられているのは山頂付近と登山道入口付近で、日当たりがいいためか、山頂付近が先に見頃となるようです。

写真としてオススメなのは登山道入口付近の桜です。貴志嶋神社の真っ赤な鳥居とその周囲のミツバツツジ、そしてそれを覆うように咲く桜の姿がじつに見事です。とても素敵な景色なのですが、なぜか知名度は低く、カメラマンの姿がほとんどありません。そのため落ち着いて撮影ができる、穴場スポットです。

使用するレンズは標準ズームレンズが使いやすいです。広角から中望遠域をカバーするズームレンズであれば、ひと通りの撮影に対応できます。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 18mm, F11, 1/50s, ISO100
• 2018/03/31

網代弁天山公園のミツバツツジは例年3月下旬から4月の下旬にかけて見頃を迎えます。桜の開花期と重なるので、ぜひ桜の時期に訪れてください。

登山道入口から山頂にかけてぽつぽつと植えられていますが、やはり登山道入口のものが最も見応えがあります。登山道沿いを歩きながら撮影する場合には、桜に代わるような副題を見つけたいです。

使用するレンズは、登山道でのレンズ交換が難儀することから、高倍率ズームレンズがあれば便利です。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 36mm, F10, 1/50s, ISO100
• 2018/03/31

網代弁天山公園では都内では珍しい棚田を見ることができます。しかし田んぼとしての規模は小さいため、あまり撮影には向きません。すぐそばには横沢入里山保全地域もあるので、田んぼの撮影にはそちらもオススメです。

高さがあまりないため棚田を棚田として撮るのが難しいです。取れる構図も限られるため、いっそ棚田として撮るのを諦め、鳥居などを副題とした田んぼの風景として撮ったほうがいいかもしれません。

使用するレンズは標準ズームレンズがオススメです。広角では広すぎ、望遠レンズが必要な場面も少ないです。

なお、この棚田の周囲には電気柵が張られています。触れないように充分注意してください。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 36mm, F9.0, 1/250s, ISO100
• 2018/09/23

網代弁天山公園に駐車場はありません。

公共交通機関を使う場合は、JR五日市線武蔵増戸駅から登山口まで徒歩約20分ほどです。登山口から山頂まではさらに30分ほどかかります。