郷土の森博物館は梅と並んでアジサイでも有名です。約1万株ものアジサイが植えられ、見頃は例年5月下旬から6月下旬です。また、開花期には『あじさいまつり』も開催されます。
アジサイの季節は、過ごしやすい陽気であることもあり、梅の時期よりも混雑します。そのため、写り込みを気にする場面も多いです。
『あじさいまつり』期間中はアジサイ展があり、本館周辺に約100品種もの鉢植えが並べられます。珍しい品種も多いのですが、正門を入ってすぐの場所でもあるため特に人通りが多く、クローズアップ撮影に向いています。
歴史的建造物の保存エリアでは副題が選びやすいです。また、建築物が背景となるので、写り込みを避けやすいです。
水車小屋の周辺でもアジサイは咲きますが、水車と絡めて撮れる構図は多くありません。
アナベルの丘周辺は遮蔽物が少なく、写り込みを避けるのが難しいです。広角レンズで花に寄りつつ背景を空にすると、来館者が目立ちにくくなります。
アジサイの丘周辺は人通りが多く、特にこれといった副題もないため、撮影にはあまり向きません。
アジサイの小径、アナベルの小径、やすらぎの池周辺では花の規模は大きくありません。しかし、人通りは比較的少ないです。
建築物と絡めたり、空を背景に広く撮りたい場面が多いため、使用するレンズは標準から広角レンズが使いやすいです。人が途切れた隙にさっと撮りたい場面が多いので、ズームできるほうが便利です。また、アジサイ展で珍しい品種を楽しみたいなら、別途マクロレンズも必要です。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
- 26mm, F11, 1/125s, ISO100
- 2024/06/12