山崎公園

山崎公園の花菖蒲は例年6月の上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。広さはないものの、それでも5000株もの花菖蒲が植えられ、菖蒲田の上には木道も整備されています。開花期は多くの人が訪れるため、観光客が映り込むのを避けたい場合は早朝に訪れる必要があります。

周囲は緑が多く、背景は選びやすいです。また、木道が特徴的な菖蒲園なので、木道と絡めた写真も押さえておきたいです。観光客を避けたい場合は、望遠レンズで画角を狭めたり、クローズアップ撮影で背景をボカしてしまうのが無難です。

使用するレンズは標準から望遠レンズがオススメです。あまり広い場所でなく人も多いので、広角レンズは使いにくいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 135mm, F5.6, 1/125s, ISO100
• 2018/06/03

山崎公園と隣接して流れる富士見江川沿いには、約300mに渡って河津桜の並木が続いています。例年2月の下旬から3月中旬ごろが見頃となります。

写真を撮る際には並木に沿って撮影することが多くなります。東西に伸びる並木で、下流側が東となります。午前と午後で陽の当たりかたが大きく変わりますので注意してください。

河津桜は土手に植えられています。土手の上から上流方向を見ると背景は住宅地となり、下流方向は水道橋が背景となります。土手の下からだと、特に特徴のある背景はありません。

望遠レンズで並木を圧縮したり、広角レンズで枝に寄ってみたりと、広角から望遠までさまざまな撮影ができます。並木沿いは人通りが多いため、背景をボカしやすい大口径のレンズがあると便利です。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
• 100mm, F4.0, 1/1600s, ISO100
• 2020/02/27

山崎公園には専用の無料駐車場があります。

駐車場の利用時間は3～9月は午後7時まで、10～2月は午後5時までで、朝は通年9時からとなります。

公共交通機関を使う場合は、東武東上線、鶴瀬駅から徒歩約20分です。