宿谷の滝の落差は12mです。規模の大きな滝ではありませんが、苔むした岸壁を一直線に落ちる美しい姿の滝です。滝壺に入ることもできます。
水量は多くないので、高速シャッターで撮るよりも、露光時間を増やして白糸のように撮りたいです。森の中の滝ゆえに高速シャッターが難しい一方で、絞りを絞ればNDフィルターなしでも白糸のように撮ることができます。
滝壺の中まで入ることができるので、防水が万全なら滝壺の中から迫力のある写真も取れそうです。まれに滝行しながら自撮りしている人も見かけます。
滝壺の淵からだと、フルサイズ換算で28mmの縦構図で滝の全体像がぴったり収まります。滝の周辺を写し込んだり滝壺の中から撮影するならそれ以上の広角を、滝の一部を切り取っったり滝壺から離れた位置から撮影するなら標準から望遠レンズが必要です。
滝周辺でのレンズ交換が難しいため、使用するレンズは高倍率ズームがオススメです。複数のレンズを使う場合は、遊歩道を上流側に2分ほど歩くと東屋とベンチがあるので、そこでレンズ交換を行えば水濡れのリスクを減らせます。
- Pentax K-3
- smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
- 68mm, F32, 8.0s, ISO100
- 2018/01/07