| オススメ度 | ★★★★★ |
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| アクセス | ★★★★★ |
| 穴場度 | ★★★★★ |
長沼公園は八王子市にある都立公園です。30万㎡以上ある敷地の大部分が雑木林に覆われた自然豊かな公園で、多摩丘陵の傾斜に沿って高低差が100mほどあるので、山頂からの眺めも素晴らしいです。
訪れる人は多くなく、敷地も広いため混雑することはありません。園路は狭い箇所が多く、三脚を立てられる場所は限られます。各園地や休憩所付近では三脚の使用は可能です。
園路は未舗装な部分が多いです。駅や駐車場のある北側からアクセスすると軽登山となるので、歩きやすい靴で訪れましょう。
また、園内に街灯はなく夜間は迷いやすいです。夜景撮影で訪れる際には必ず懐中電灯を持参し、明るい時間帯に下見を済ませてください。そして、たとえ遠回りになろうとも、目的地に最も近い出入り口を利用してください。
見晴らしのいい長沼公園では、素晴らしい夜景を見ることができます。夜景を眺められる場所は何か所かありますが、撮影に向いているのは展望園地です。展望台とは異なりますので注意してください。
展望園地は展望台よりも標高が高く、視界も広いです。また、日野方面を眺める展望台よりも、八王子を望む展望園地のほうが光量も多いです。
構図は光量の多い八王子市街や、浅川に架かる長沼橋を中心にして撮影したいです。使用するレンズは標準から広角が使いやすいです。視界が広く広角も存分に使えますが、超広角だと空が広く写りすぎてしまいます。
なお、夜間の園路は非常に危険です。できれば日の高い時間に訪れ、日が落ちてからは、展望園地に最も近い出入り口である南陽台口を利用するようにしてください。懐中電灯も必須です。
長沼公園には整備された竹林があります。場所は駐車場から栃本尾根に向かう途中、中谷戸を通り過ぎたあたりです。
竹林は民有地のため立ち入りが禁止されています。そのため撮影は園路上から行うことになり、やや構図は選びにくいです。
周囲には沢が流れ、休憩所のベンチやテーブルなどがあります。副題として選べそうなものは、そう多くはありません。
手入れが行き届いているため、竹林内には木漏れ日が射します。スポットライトのように陽の当たる場所を探して撮影すると面白い写真になります。
竹林を訪れるときは山頂までの散策も楽しみたいです。フットワークの軽くなる高倍率ズームレンズが使いやすいでしょう。
長沼公園には専用の無料駐車場があります。駐車場までの道はかなり狭く、道沿いを流れる沢には蓋がありません。運転に自信がないときは駅前のコインパーキングを利用しましょう。
公共交通機関を使う場合は、京王線長沼駅から徒歩約10分ほどです。
駐車場や駅近くの公園入口から山頂までは、さらに20分ほどの軽登山が必要です。
展望園地に近い南陽台口は、公園の外からだと場所がわかりにくいです。日の高い時間帯に平山口などから公園内に入り、南陽台口へと抜けるなどして下調べをしておくとよいでしょう。
