鍋こわしの滝

鍋こわしの滝の基本情報

鍋こわしの滝は相模原市にある滝です。落差は5メートルほどの小ぶりの滝で、周囲では新緑や紅葉も見られます。

訪れる人はほとんどいません。三脚の使用も可能です。

入り口は少しわかりにくいです。やすらぎの小径案内板の右手に谷へと降りる通路があります。

通路は崩れやすい急な斜面なので、トレッキングシューズなどの滑りにくい靴で訪れてください。斜面を降りる際はカメラをバッグにしまい、両手をフリーにしておきましょう。

鍋こわしの滝は、水量の多い滝ではありません。そのため訪れるのは春から秋の降水量の多い時期を選びたいです。

深い谷にあるため、ほとんど陽が入りません。三脚を忘れずに用意しておきましょう。

周囲はモミジの木が多く植えられています。新緑は4月から5月、紅葉は11月中旬から下旬に楽しめます。陽当りの関係から、谷底付近では紅葉が色付きにくいです。

滝とモミジは高低差と輝度差があるので一緒に写すのは難しく、別々に写すのが無難です。曇りの日を選べば輝度差は緩和されますが、それでも空は白飛びします。紅葉の時期であれば、地面に落ちた紅葉と一緒に写す方法もあります。

陽が入りにくく副題も少ないことから、滝のある風景というよりも、滝の一部をクローズアップ撮影するのに向いています。

滝壺がほとんどないため、かなり滝に寄れます。一方で、距離を取って撮影する場面はほとんどありません。そのため、使用するレンズは、広角から標準レンズが使いやすいです。

鍋こわしの滝に専用の駐車場はありませんが、すぐそばの和田峠には有料駐車場があります。和田峠から滝までは徒歩10分ほどです。

公共交通機関を使う場合は、JR中央線藤野駅からバスに乗り、「和田」バス停下車、徒歩約1時間ほどです。

中央線高尾駅からバスの場合、「陣馬高原下」バス停下車、徒歩約1時間半です。