金剛の滝

金剛の滝でまず最初に見えるのが、雌滝です。落差は約4mほどの小ぶりな滝です。

滝が見え始めた頃から周辺の風景が変わり、苔むした渓谷の底のような雰囲気となります。滝に少しずつ近づきながら、さまざまな距離で撮影してみましょう。雌滝の周辺には木道もあるので、これを副題に取り入れても面白いです。

雌滝は落差が小さく、滝との距離を取れるので、使用するレンズは標準から望遠ズームレンズが使いやすいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 31mm, F18, 4/3s, ISO100
• 2020/09/22

雌滝のすぐ右側にある岩のトンネルを抜けると、雄滝があります。落差は約18mほどで、雌滝よりも迫力があります。

岩のトンネルは水が染み出し、天井も低いです。一度カメラをバッグにしまい、慎重に進むようにしてください。

雄滝の撮影では滝との距離があまり取れません。一方で、通行止めとなっている階段を途中まで登ることで、高い視点から撮影することができます。

雄滝では広角から標準レンズが使いやすいです。2つの滝で使いやすい画角が異なりますが、トレッキングが必要なことを考えると、できるだけ荷物は増やしたくないです。高倍率ズームレンズを上手に使いましょう。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 18mm, F16, 1.0s, ISO100
• 2020/09/22

金剛の滝に駐車場はありません。

公共交通機関でアクセスするためには、八王子ルートとあきる野ルートがあります。

あきる野ルートの場合、JR五日市線、武蔵五日市駅からバスに乗り、「上町」バス停で下車し、まずは広徳寺を目指します。そして広徳寺からはハイキング道になります。

バス停から広徳寺までは徒歩15分、ハイキング道は徒歩30分ほどかかります。ハイキング道にはイノシシ避けの高圧線が横切っているので、触れないように注意してください。

八王子ルートだと、JR八王子駅からバスに乗り、「今熊山登山口」バス停下車でハイキング道まで約30分ほど。そこからは、ハイキング道を徒歩約20分ほどで滝に至ります。