廻田緑道からは西武園の花火大会を望めます。開催は例年7月下旬から9月上旬の土日祝日です。
花火が上がるのは観覧車の奥、若干右寄りです。フルサイズ換算100mmのレンズの横構図で、観覧車を三分割構図の左下の交点に置くと、ちょうどぴったり収まります。
西武園の花火は毎週開催されるため、1回あたりの打ち上げ本数は多くありません。そのため、レンズはもちろん、構図を途中で変更する余裕はありません。トリミング耐性の高いカメラなら、広めに撮っておくと安心です。
夜景と花火を一緒に撮ろうとしたとき、花火は適正露出なのに夜景は暗くなることがあります。そんなときは、絞りやISO感度はそのままにして、シャッター時間を長くしましょう。静物である夜景に対し、動体である花火は、シャッター速度が露出に影響しないからです。また、夜景は別撮りし、比較明合成する方法もあります。
使用するレンズは、花火を観覧車のある風景として撮るなら100mm前後、観覧車全体をクローズアップにするなら200mm前後、観覧車のゴンドラをクローズアップするのなら、最低でも300mm以上のレンズが必要です。
- Pentax K-3
- smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
- 43mm, F11, 2.0s, ISO400
- 2023/09/02