牛沢カタクリ自生地

牛沢カタクリ自生地の基本情報

牛沢カタクリ自生地は入間市にある雑木林です。加治丘陵の一角に約6600平方メートルほどの広さがあり、カタクリの群生のほかアズマイチゲやヒロハノアマナなどの野草も見られます。

訪れる人は多いですが、敷地が広いため混雑するほどではありません。三脚の使用も可能です。

入場可能なのはカタクリの開花期間中のみとなります。

牛沢カタクリ自生地では例年3月下旬から4月上旬にカタクリの見頃を迎えます。

花数は多いですが、密度は高くありません。カタクリは傷みやすい花なので、傷んでいない花を探してクローズアップするのに向いています。

斜面へは立ち入れないので、斜面の下からの撮影になります。寄って撮影できる花は限られるので、望遠レンズが使いやすいです。

なお、牛沢カタクリ自生地は西武池袋線の線路と隣接しています。カタクリの季節には線路沿いに菜の花も咲くので、菜の花を前景とした鉄道写真も撮れます。

牛沢カタクリ自生地では開花期間中のみ無料の臨時駐車場が開設されます。駐車場の位置は、圏央道と並行する国道299号線の高架下、西武池袋線の南側になります。細い道が多く迷いやすいですが、開花期には案内板が出ています。駐車場の利用時間は8時半から16時半までで、自生地までは5分ほど歩きます。

公共交通機関を使う場合は、西武池袋線仏子駅から徒歩15分ほどです。