ポピー・ハッピースクエアでは約3000万本ものポピーが植えられ、ポピー畑としては日本一の広さともいわれています。見頃となるのは5月中旬から下旬で、開花期間中には『ポピーまつり』も開催されます。
植えられているのはシャーレーポピーがメインですが、メイン会場前ではカリフォルニアポピー、河川敷下流方向には麦なでしこも植えられています。ポピーは1年草でなので、植栽のレイアウトはその年によって変わる可能性もあります。
ポピーは茎が細く背が高いので、風が強いと撮影になりません。5月は風が強まりやすく、河川敷で風が抜けやすい場所でもあるので、できれば無風の日を選びたいです。
空が広く気持ちのいい場所で、広大な河川敷なので背景も選びやすいです。駐車場や観光客が写り込まないようにだけ注意しましょう。
いっぽうで、これといった副題もなく、似たような写真を量産してしまいがちです。色の異なるポピーやカスミソウなど、混色されている花をアクセントとして上手に使ってみましょう。
広大な花畑なので、つい広く撮りたくなりますが、広角レンズだと花の密度が薄くなってしまいます。広く写したいときは、目線をポピーと同じくらいまで下げて空を広く取ると花の密度を維持できます。
使用するレンズは望遠端が長めの標準ズームレンズが使いやすいです。広大な敷地を歩き回るため、フットワークが軽くなるように、ズームレンズ1本で訪れるのがオススメです。
なお、周囲は麦畑になっています。ちょうど麦穂が色づく季節なので、麦畑も忘れずに撮影しておきたいです。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
- 16mm, F8.0, 1/500s, ISO100
- 2022/05/24