羊山公園の芝桜の丘では約18000平方メートルの敷地に、10品種、40万株以上もの芝桜が植えられています。見頃となるのは例年4月下旬から5月上旬ごろです。
訪れる人が非常に多く、日の出前に訪れても、そこそこの人がいます。広大な芝桜なので広く撮りたいのですが、観光客の写り込みは妥協する必要があります。
羊山公園の芝桜では、まずは武甲山と絡めた定番の構図を抑えておきたいです。芝桜の密度が最も高くなる撮影位置を探してみましょう。そういう場所には先客のカメラマンが多数いるので、すぐにわかります。
芝桜の季節は、秩父の新緑の季節とも重なります。武甲山の次は、新緑を背景に撮影してみましょう。訪れる時間帯や見る角度によって新緑の美しさは変わるので、まずは新緑がきれいに見える場所を探してからだと撮影しやすいです。
芝桜の丘周辺では小規模な花壇もあり、チューリップやワスレナグサなども咲きます。主題としても副題としても、芝桜と絡めても絡めなくても面白い被写体なので、こちらも忘れず撮影しておきたいです。
全体的に広く撮ることが多いですが、運良く観光客が途切れた隙があれば、その部分だけを望遠レンズで切り取りたいです。そのために、使用するレンズは高倍率ズームレンズが使いやすいです。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
- 85mm, F13, 0.2s, ISO100
- 2022/04/23