秩父ミューズパーク

秩父ミューズパークの主な夜景スポットは、展望台と旅立ちの丘です。

旅立ちの丘はデートスポットとして人気ですが、ハープ橋が見切れてしまい、前景にガードレールが入ります。園内の道路と車の光跡を写したいなどの意図がなければ、撮影に向くのは展望台です。

展望台からだとハープ橋や武甲山が見やすくなり、視界が広いため超広角レンズも存分に使えます。超広角だと空が広く写りすぎるため、星の見える夜を選ぶようにしたいです。

ハープ橋周辺は光量が多いため白飛びに注意してください。一方で武甲山周辺はやや暗くなります。写す方角によって露出を調整しましょう。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 18mm, F13, 120s, ISO400
• 2020/11/23

秩父ミューズパークには約3km、500本ものイチョウ並木があり、例年10月下旬から11月上旬ごろに紅葉の見頃を迎えます。

撮影する場所としてオススメなのは旅立ちの丘周辺です。見晴らしがよく、駅周辺の街の景色や武甲山などの山並みなどを副題にできます。また、比較的人も少なく撮影しやすいです。

広角から望遠までさまざまな撮影ができます。並木の端から端まで撮影しながら往復すると2時間程度はかかるので、フットワークの軽くなる高倍率ズームレンズがあると便利です。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 135mm, F8.0, 1/160s, ISO100
• 2021/10/20

秩父ミューズパークの梅園には約15種、600本もの梅が植えられ、例年3月上旬から下旬にかけて見頃となります。関東平野部の早咲き桜と時期が重なるためか、規模の割に人の少ない穴場スポットです。

周囲は自然に囲まれ背景は選びやすいです。また、東屋や武甲山を副題にすることもでき、人が少ないことも相まって写真を撮りやすい環境です。

梅園は斜面になっていて高低差があり、上から俯瞰で撮ることもできます。

品種の違いか陽当たりの違いからか、満開の木とそうでもない木が混在しています。満開の木だけで画角を占めるような構図を探したいです。

満開の木を圧縮しながら撮影することが多くなります。広く撮りたい場面でも中望遠レンズがあれば充分なので、使用するレンズは望遠ズームレンズが使いやすいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
• 43mm, F8.0, 1/500s, ISO100
• 2022/03/24

秩父ミューズパークには専用の無料駐車場があります。

公共交通機関を使う場合は、秩父鉄道秩父駅、または西武秩父線西武秩父駅から秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」を利用します。広い公園内には複数のバス停があるため、事前にどのバス停を利用するのか調べておきましょう。