| オススメ度 | ★★★★★ |
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| アクセス | ★★★★★ |
| 穴場度 | ★★★★★ |
花桃の郷は東秩父村にある集落です。2000年頃に古い農地を地域住民によって整備され、ハナモモを中心に多くの花木が咲きます。ときがわ町にある花桃の里と区別して『大内沢の花桃の郷』と呼ばれることもあります。
開花期には非常に多くの人が訪れ、週末などは混雑します。通路が狭い場所も多く、三脚を使用できる場所は限られます。
集落は広く、隅々まで回ろうとすると、傾斜のきつい道を3時間近く歩きます。歩きやすい靴で訪れましょう。
入園料などはかかりませんが、協力金を呼びかけています。
花桃の郷では約5000本もの花木が植えられ、例年3月下旬から4月上旬に見頃となります。ハナモモのほかにも桜やレンギョウなど多くの花が咲き、3月下旬の週末には『花桃まつり』も開催されます。
集落の中なので背景には電線やガードレール、民家などが写り込みやすいです。できるだけそれらを排した構図を心がけたいですが、あえて写し込むことで花の咲く集落を主題にしても面白いです。
集落は谷間にあり、花は谷の両岸に咲きます。花に寄って撮るだけでなく対岸の花を撮ると圧縮感が生まれて密度の濃い写真になります。特に展望台からの撮影では、展望台付近の桜やレンギョウを前ボケにして遠景を狙いたいです。
展望台側の斜面は花の量が多くありません。こちらからは対岸を撮るのに適しているので、フルサイズ換算で300ミリまでカバーする望遠レンズが使いやすいです。
展望台の対岸側は展望台よりも標高が高いです。空気が澄んでいれば筑波山まで見えるほど見晴らしがいいので、花を前景とした風景写真として撮影したいです。ただし、遠景は高圧線の鉄塔も多いです。こちらからは標準ズームレンズが使いやすいです。
花桃の郷には専用の無料駐車場があります。
公共交通機関を使う場合は、秩父鉄道寄居駅からバスに乗り、「大宝」バス停下車、徒歩15分ほどです。バスの本数がかなり少ないので注意してください。
JR八高線折原駅から徒歩だと1時間以上かかります。
