台田運動公園

台田運動公園には約1.3kmの桜並木があり、例年3月下旬から4月の上旬にかけて、都心の桜が満開になるのとほぼ同時期に見頃を迎えます。開花期間中には「きよせさくらまつり」も開催され、多くの屋台が並ぶほか、夜間には提灯も灯されます。

開花中はとても混雑し、花見客が写り込まないように撮影したいのなら、早朝に訪れる必要があります。また、週末は公園内が宴会場と化すため、できれば平日に訪れたほうが無難です。どうしても人が多い場合には、柳瀬川を挟んだ対岸側から撮影すると、ある程度は土手が花見客を隠してくれます。

この公園の桜は、腰くらいの低さまで枝が張り出している箇所が多いです。そのため無理なくマクロ撮影を楽しむことができます。また、並木が長く続くので、広角レンズで距離感を強調したり、反対に望遠レンズで圧縮したりと様々な撮影方法があります。

使用するレンズは、人の少ない時間帯であれば広角レンズ、人の多い時間帯であれば望遠レンズがオススメです。マクロ撮影は混雑に左右されにくいので、マクロレンズがあれば積極的に持ち出したいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 40mm, F5.6, 1/400s, ISO100
• 2018/03/27

台田運動公園には約10万株もの彼岸花が植えられており、例年9月下旬頃に見頃を迎えます。

桜並木の歩道に沿って植えられているので、歩道や並木と絡めるて撮ると雰囲気のある写真になります。植えられている範囲が細長く、密度もあまり高くないので、望遠レンズで積極的に圧縮効果を狙いたいです。

使用するレンズは望遠レンズのほか、マクロレンズもオススメです。

なお、この公園は暖かい時期は蚊が大発生します。カメラを構えてじっとしてると2桁単位の蚊が集まってくるので、虫除けは必需品です。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 135mm, F5.6, 1/50s, ISO100
• 2017/09/21

台田運動公園に駐車場はありませんが、さくらまつり期間中は「下宿地域市民センター」内に臨時駐車場が設けられます。それ以外の時期には、金山緑地公園と金山調整池の間にコインパーキングがあるので、そこを使います。

公共交通機関を使う場合は、西武池袋線清瀬駅からバスに乗り、台田団地または台田団地中央バス停下車目の前です。

JR武蔵野線東所沢駅から徒歩だと30分程度かかります。