城山湖

城山湖の基本情報

城山湖は正式名称を「本沢調整池」と言う、津久井湖の隣にある人造湖です。津久井湖から水を汲み上げて揚水発電を行うための貯水池として機能しています。

ドライブやサイクリングスポットとして人気があるほか、ハイキングや野鳥観察でも親しまれています。

三脚は問題なく使用できます。なお、発電所内の敷地となるため夜間入場はできません。

城山湖は揚水発電を目的として作られたため、比較的標高が高く見晴らしのいい場所です。高尾山周辺の山々の奥に八王子や立川の市街が広がり、さらにその奥には埼玉県の西武ドームまで望むことができます。

空が広く気持ちのいい場所ではあるものの、山を写すにも関東平野を写すにも中途半端な規模で、風景写真としては若干地味なイメージは否めません。夜景や星景に向いた景色ですが、残念ながら夜間入場は禁止されています。

空や雲の雰囲気が良い場合、空の広さを表現するために広角レンズを使いたいです。一方で、曇天の場合、望遠レンズで画角を絞ることになりますが、印象的な構造物が少ないため写真としては難しくなります。

城山湖には専用の無料駐車場があります。台数も十分にあり、混雑することは少ないでしょう。周辺道路は二輪通行止めなので、自動二輪車でのアクセスはできません。

公共交通機関を使う場合はJR、京王線橋本駅またはJR横浜線相原駅からバスに乗り、「大戸」バス停下車、徒歩約30分ほどです。かなりの急勾配を登った先になるので、歩きやすい靴で訪れましょう。なお、本沢梅園手前付近の右手側にある、金刀比羅宮へと続く階段を使うと近道ができます。