下小坂の大ケヤキ

下小坂の大ケヤキの基本情報

下小坂の大ケヤキは川越市下小坂、白髭神社の参道にある巨樹です。参道の両脇に並んで立ち、根回り約6m、高さ30m、推定樹齢は500年とされ、川越市の天然記念物にも指定されています。

訪れる人は限られ、三脚の使用も可能です。

下小坂の大けやきに訪れる際は時期を気をつけたいです。落葉期だと樹頭部分にある折れた枝の跡が痛ましいです。また、すぐとなりには麦畑があり、麦畑を前景とするのなら、麦の刈り入れの前に訪れる必要があります。ケヤキの葉が多く、麦穂も見られる5月頃に訪れるのがオススメです。

巨樹を巨樹らしく写すには、対比を用いるのがわかりやすいです。ケヤキのそばには鳥居があるので、それを副題として上手に使いましょう。

幹に寄って広角レンズで撮影するのなら、幹の奥に鳥居を配置すると、幹の太さを強調できます。反対に、幹の手前に鳥居を配置するときは、少し離れて望遠レンズを使うと、幹がより太く写ります。

ケヤキのそばから撮影すると、全体像が入り切らないほどの巨樹です。寄って撮影するのなら、見切れは気にせず太い幹をクローズアップしてみましょう。また、広角レンズを使うときは、ローアングルから見上げる構図にすると、高さを強調できます。

麦穂の見られる季節に訪れたのなら、ぜひ前景として取り入れたいです。この場合、撮影は歩道上からとなるので通行を妨げないようにしましょう。また、麦穂はそれ単体でも面白い被写体なので、麦単独でも撮影してみましょう。

広角から望遠まで様々な撮影ができます。ぜひ多くのレンズを持ち出してみましょう。

下小坂の大ケヤキがある白髭神社には専用の無料駐車場があります。

公共交通機関を使う場合は、東武東上線川越駅または若葉駅からバスに乗り、「東洋クォリティワン入口」バス停下車、徒歩約5分です。