千年の苑ラベンダー園には6万5千平方メートルの敷地に2万2千株ものラベンダーが植えられ、例年5月下旬から6月下旬に開花します。品種が多いため開花期が長く、最盛期となるのは6月中旬からです。
6月上旬から下旬にかけて、『ラベンダーまつり』も開催され、有料で摘み取り体験などもできます。ラベンダーまつりの終了後には、ラベンダーは刈り取られてしまうので注意してください。
品種により開花時期が大きく異なるので、まずは1周まわって満開の品種を探しましょう。敷地の中央には園内を一望できる展望台もあります。
周囲には幟が多いため背景は選びにくいです。また、来園者の写り込みが気になる場面も多いです。
一面の花畑で、空も広く気持ちのいい場所ですが、特にこれといった副題はないので、似たような写真ばかりになりがちです。フェンスの一部などを写し込むことで変化を加えられます。
目線の高さから近くの花を撮影すると地面が目立つこともあります。そんなときはローアングルから撮影するか、望遠レンズを使って、少し距離をとると、地面をうまく隠せます。
ラベンダーは畝に植えられているので、畝に沿って撮影すると、やはり地面が目立ちます。地面を避けるなら、畝を横切るように撮影しましょう。いっぽうで、あえて畝に沿いながら望遠レンズで圧縮効果を効かせても面白いです。
人や幟の写り込みを気にする場面が多いので、使用するレンズは望遠レンズが使いやすいです。広く撮りたい場面でも標準レンズの画角があれば充分ですが、その場合、写り込みを避けるのは難しいです。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR
- 135mm, F8.0, 1/160s, ISO100
- 2023/06/13