トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園

あけぼの子どもの森公園にはムーミンの世界観を意識した建物が複数あり、それ単独で強烈な個性を放っています。

大きな被写体故に構図の自由度が低く、来園者も多いため、撮り方が限られがちです。

標準から望遠レンズで画角を絞ってしまうのが無難な方法ですが、そうすると似たような写真ばかりになってしまいます。前景や背景を工夫できると面白い写真が撮れそうです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 68mm, F5.6, 1/250s, ISO400
• 2017/05/27

あけぼの子どもの森公園にある建物は内装にも凝っていて、ミニチュアの家具などがあったりと独特の雰囲気があります。

室内は薄暗いですが、狭いため三脚は使えません。シャッター速度を稼ぐためにはISO感度を上げて、大口径レンズの絞り開放で撮影したいです。

被写体との距離を取りにくいので、使用するレンズは標準から広角寄りの大口径単焦点レンズが使いやすいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
• 43mm, F1.9, 1/50s, ISO400
• 2018/05/15

2019年3月から土日祝日の夜間が開放され、ライトアップが行われるようになりました。

ライトアップされる場所はピンポイントに絞られているので、選べる構図は多くありません。また、通路は暗いところも多いです。

定番の撮影ポイントには蓄光塗料でカメラのマークが埋め込まれています。通路のど真ん中のような場所にもあるので、長時間の専有は避けましょう。定番構図を押さえつつ、あえてカメラのマークを避けて他の人が撮らない構図を探すのも面白いです。

使用するレンズは標準ズームレンズが使いやすいです。暗い場所も多いので、レンズ交換が可能な場所は限られます。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 18mm, F11, 20s, ISO100
• 2021/10/24

あけぼの子どもの森公園では例年11月下旬頃に紅葉の見頃を迎えます。加治丘陵の木々が色づくほか、敷地内のメタセコイアも美しく紅葉します。

丘陵の北側の斜面に位置するため日没が早く、15時過ぎには陰ってきます。日に照らされた紅葉を撮りたい場合はその前に訪れる必要があります。

来園者の多い公園なので、広角レンズを用いると人が写り込んでしまいます。建物と絡めて撮ることを考えると、標準から望遠レンズが使いやすいです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-DA 18-135mm f/3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
• 36mm, F13, 1/160s, ISO100
• 2018/11/29

あけぼの子どもの森公園には専用の無料駐車場があります。

公共交通機関を使う場合は西武池袋線元加治駅から徒歩約20分ほどです。