東郷公園の紅葉は例年11月中旬から下旬に見頃になります。紅葉シーズンには『もみじまつり』も開催されます。
谷を歩く場面が多く、森も深いです。そのため、陽の当たる木を探しながらの撮影になります。また、東向きの斜面で陽の陰る時間が早いので、お昼前には現地に着くようにしたいです。
境内には寺社建築や銅像などの副題が多数あり、祭り期間中は和傘などの飾り付けもあります。特に、東郷提督像とモミジを絡めた写真は、定番構図になっています。
モミジの木に対して東郷提督像は大きな被写体ではないため、銅像と距離を取って撮影すると銅像が目立ちません。できるだけ銅像に寄って広角レンズを用いたほうが銅像が目立ちます。望遠寄りの画角を使うときも、あまり距離を取らずにバストアップで撮影してみましょう。
乃木大将像の場合は、東郷提督像とは反対に、銅像と距離を置いたほうが撮影しやすくなります。乃木大将像の前の傾斜がきついため、寄って撮るのが難しいからです。
撮影しながら山頂の秩父御嶽神社まで往復すると2時間ほどかかります。モミジが多く植えられているのは東郷提督像の周辺なので、そこまでの往復であれば、時間を半分ほどに短縮できます。
人が多いこともあり、広く撮りたい場面は限られます。人が途切れた隙にさっと撮りたいので、標準ズームレンズがオススメです。急勾配の登山が必要なことを考えると、機材はなるべく軽くしておきたいです。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
- 43mm, F8.0, 1/50s, ISO100
- 2024/11/28