平成の森公園の修景池には古代蓮が植えられており、例年7月上旬から下旬に見頃を迎えます。
周囲は緑が多く背景は選びやすいです。また、池の畔にある東屋や時の塔などを副題にできます。ただし、あまり広く撮ろうとすると高圧線が映り込んでしまうので注意してください。
古代蓮は草丈が高く、成人男性の身長ほどあります。そのため、見下ろしながら広く撮れる場所は限られます。具体的には東屋の周辺からだと、俯瞰で撮影しやすいです。こちら側は池の南となるので陽が登ってくると順光になります。
東屋の前まで来ると俯瞰になりすぎ、葉っぱばかりが目立ちます。ここからだと、少し屈んで手すりの隙間から撮影するくらいでちょうどいいです。
また、東屋の前からだと時の塔を副題にしやすいです。時間帯によっては時の塔の前で噴水も上がります。私が滞在したときは11時からの10分間でした。毎正時からの10分間かもしれませんが、正確な時刻は不明です。
東屋を副題にしたいときは池の北西からが撮影しやすいです。池の縁が一段高くなっているので、その上から撮影しましょう。池に落ちないようにファインダーを覗いているときは足を動かさないようにしてください。ここからだと午前中、特に朝は逆光となります。
池の東側からの撮影だと、池から離れ舗装路の手前まで来ると多少俯瞰で撮れます。ただし花との距離は遠くなるので、素直に東屋周辺からのほうが撮影しやすいです。
池の北にある時の塔の前からも池の北西側と同様に撮影できますが、花との距離が遠いので、こちらもやはり北西岸からのほうが撮影しやすいです。
広い池に花数が多くて見ごたえがあります。しかし密度が高いわけではありません。そのため望遠レンズが使いやすいです。花の密度が高い場所を圧縮しながら撮影しましょう。
- Pentax K-3
- HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR
- 105mm, F13, 1/320s, ISO100
- 2025/07/10