八徳の一本桜

八徳の一本桜の基本情報

八徳の一本桜は飯能市の山間部にある桜です。周辺の景観も素晴らしく、多摩地区を代表する一本桜です。

訪れる人は多いですが、混雑するようなことはありません。ただし、桜の下に人がいる間は撮影にならないので、週末などは避けたほうが無難です。また、自分が桜のそばで撮影する場合にも、撮影を終えたらほかの人のために場所を譲るようにしましょう。

三脚の使用は可能ですが、狭い林道なので交通を妨げないようにしましょう。

八徳の一本桜の品種はソメイヨシノです。例年4月の上旬から中旬にかけて、都心の桜が散り始める頃に見頃をむかえます。

撮影の大半はつづら折れとなる林道上からすることになります。つづら折れを歩き回るのは大変ですが、どの位置から撮るかによって構図も大きく変わりますので、ぜひ足で構図を探してみてください。

周囲には杉や檜など、濃い緑の針葉樹林帯が広がります。それを背景にアンダー気味に撮影すると、桜が浮き出るように表現できます。また、背景に奥多摩の山並みを望むこともできます。

フレーミングの難しい被写体です。特に桜から林道沿いに坂を登った先は、前景、背景ともに選びかたに苦労します。前景と桜が理想的な位置関係になる場所を探し、背景の整理にはズームを駆使してみましょう。

広角から望遠まで様々な撮影ができます。撮影位置によって被写体との距離が大きく変わりますので、複数のレンズを使い分けるか、高倍率ズームレンズを使いましょう。

八徳の一本桜に駐車場はありません。

公共交通機関を使う場合は、西武秩父線、吾野駅から徒歩約1時間15分ほどです。