難波田城公園

難波田城公園では古代蓮（行田蓮）の咲く蓮田があります。行田の古代蓮の里から2009年に株分けされました。見頃となるのは例年6月中旬から7月上旬に掛けてです。

ハスは朝開き昼には閉じてしまうため、午前中に訪れるようにしましょう。最も大きく開くのは9時前後です。開花期の土曜日は時間を早めて開園しています。

ハスは一面に咲くような花ではありません。また開花すると数日で散ってしまう花です。そのため、痛みの少ないところだけをクローズアップ撮影することが多くなります。

ハス田周囲の通路は狭く、落ち着いてレンズ交換ができません。そのため、使用するレンズは広角端が広めの望遠ズームレンズか、高倍率ズームレンズが使いやすいです。

• Pentax K-3
• HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
• 31mm, F4.5, 1/640s, ISO100
• 2022/07/02

難波田城公園の古民家ゾーンには古民家2軒と長門門が移設されており、いずれも富士見市指定有形文化財に指定されています。そのほかにも穀蔵や納屋などの建築物もあり、毎週土日と祝日には、午前11時から午後3時までボランティアによる施設ガイドも行われます。

建物の外観を撮影しようとしても、前景や背景となるようなものが少ないです。そのため、無理して建物全体を写そうとするよりも、建物の一部分だけを切り撮ったほうが印象深い写真になります。

建物の中は薄暗いため、室内撮影をする場合は大口径レンズを開放付近で使う必要があります。大きなボケを得られるので、どこにピントを合わせて、どこをボカすのかを意識して構図を作りたいです。

使用するレンズは、屋外では標準ズームレンズ、室内では大口径の標準単焦点レンズがオススメです。

• Pentax K-3
• smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited
• 43mm, F1.9, 1/320s, ISO100
• 2018/06/17

難波田城公園には専用の無料駐車場があります。利用時間は公園と同じで、4月から9月までは午後6時まで、10月から3月までは午後5時までで、朝は通年で午前9時からです。

公共交通機関を使う場合は東武東上線、志木駅からバスに乗り、「興禅寺入口」バス停下車、徒歩約5分ほどです。

東武東上線、鶴瀬駅から市内循環バスだと「難波田城公園入口」バス停下車で、徒歩約3分ほどですが、市内循環バスは本数に限りがあるようです。